FXポンド円、ポンドル6/16のトレード

この日はスイス中銀の利上げ説が出ており、実際に大幅利上げが発表された事によりロンドンタイム以降は大荒れとなった。スイス円やドルスイが動いた事は勿論なのだが、何故か円高に大きく動く事になっていた。

どうやらスイスですら利上げしたのだから日本も緩和やめたり利上げするんじゃね?のような説が囁かれてたらしい。

それを口実に円安側に大きく偏ってたポジションを一気に狩りに来たという事なのではないか。日本人であれば引き締めなんかする訳無いっしょと分かる話なので。何にせよ思惑で動くのは良い事だ。経済指標のような【事実】と比べると見方が分かれるので徐々にマーケットに浸透していく気がする。なので一気に動く時よりは攻めやすいと思えるのだ。

つまり理由は分からんけど一方通行に動いてる・・時の方が利益にし易いという事だ。

一瞬で動いたところに逆張り、順張りするのが得意なトレーダーもいると思うが真似して上手くなろうとするのを目指すのは茨の道だと思う。天才系トレーダーは見てて面白いかもしれないが参考にはならないし真似をしようとしても火傷するだけだ。

ポンド円6/16ロンドン5分足

ポンドの対円&対ドルの6/16のトレードについて解説しよう。以下のチャートを見てもらえれば分かると思うが凄まじい値動きだった。14:14から売りで入って18:40に撤退している。
この間225pipsだ。いかに今の相場が大きく動くかという事を表している。

これは5分足だが、このようなチャートの形はどの時間軸で出ても割りと堅いので良く覚えておく事だ。

ちょっとエントリーが早いようにも見えるが、私はスキャルピングは基本的にはやらないので(苦手だし集中力がいるし面倒だ)多少の損は気にしなく上下一方通行が濃厚になったタイミングで適当に放り込む事が多い。

一本前の陰線を見て安値を抜くとでも考えたのだろう。そのままプルバックされたがしばらくもみ合って墜落したという訳だ。
プルバックがあるという事はそこに抵抗があるという事なので起こる事自体は好ましい事だ、そこさえ抜けば方向が確定するのだから。
抵抗体へ向けて下げであれば高値を切り下げて行き決壊するところがブレイクポイントだ。ブレイクしてから入る、ブレイクして一旦戻ってから入る・・等が基本なのだがどのタイミングでも一長一短あるので私は早めに入る事が多い。

ブレイク期待で入るのはボラが無いときには一番負け易い入り方だが。

ちなみにより上位時間のチャートでも良いカタチが出来ていればいる程ブレイクの確度が高い。

15分足ポンド円6/16

似たようなカタチなのが分かるだろう。移動平均線の位置が入れ替わるところはトレンドの転換を示唆してる。

抵抗のあるところでヨコヨコになったり反発されたりするのは当たり前だし、それがあるからこそ抜けた時や抜ける方向へ賭ける資金が壊滅した時にレートは大きく動く。あっさり抜きすぎる場合抵抗だと認識してたものがそもそも抵抗ではな可能性がある。

ちなみに降りた理由は乱高下してレンジ感が出てきた事や長めのヒゲがつき始めた事で動きのパターンが変わって底値感が出てきたからだ。

NYの中盤でこの動きだったら放置してたような気もするが、ロンドンの中盤で放置は自殺行為だ。とっとと降りてニュートラルにするに限る。

私は引っ張りすぎるのが自分の悪癖だと認識している。各々に悪癖はあると思うが損切りを決めない事とトレンドが出た気配を察知出来ず早過ぎる決済が多いのは一番悪い癖なので当てはまる人は修正した方が良い。

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