6/23ドル円のトレード東京~欧州時間

今回はドル円のトレードについてだ。私はドル円のトレードは比較的しない方だ。最近の円売りのようなトレンドが出来てる場合は対円だとクロス円の方が動きが良かったりするのでどちらかと言えばポンド円だとかオージー円だとかそっちを好むし、ドル買いが強い時はドルストレートのドル買いをトレードする事が多い。

だが実際の成績を見てみるとスマホで適当にトレードしたりしたのを含めてもドル円は不思議と負けないのだ。だから私のやり方でいうとあまり負けないトレードが出来るのがドル円という事でもある。

ちなみにクロス円は成績が悪かった。今はそんな事無いが。
理由について考えてもみるがドル円は需給の厚みもあって動かない反面動いたら素直と言う事に違いない。

東京のドル円などその動かないの最たるものだと思うが、昨今はボラが大きいので普通にエントリー出来る事もそこそこある。

ドル円6/23東京時間1分足

1分足など普段殆ど見ないのだが1本足で紹介する。5分足レベルで移動平均線の200、75、20の並びが中々良い位置になり、レートも勢い良く下がってきたのでこの度もプルバックを待たずにエントリーしてみた。

一旦上に振ってくるが良くある動きだし気にしない。そこで5分足の20MAや下降チャネルの仮想センターチャネル近辺で押し戻されて下げていく事となった。
※チャネルは主観が入るので水平線と違って間違ってる事も多いので誰が見ても分かるようなものを除けばどこまで行っても仮想としている。だが考えて引けば意外と効くので使っている。

その後は結局墜落している。

利益確定に関してだが何故急に円高に振ったのか?についてその理由が役立つ事があるので一応考えてみよう。テクニカル主体のトレーダーとしては無駄な考えではあるしむしろ一切気にしない方が一貫性があって良いとも言えるのだが。

だが私は一応仮説程度は考える。本当かどうかは知らないが指標やら何やらというよりは口先介入に反応した?らしいのだがそれが本当ならやはり不自然だ。

口先介入など今までも多少あったがピクリとも反応しなかったではないか。それがここに来て本当に口先介入に反応したのだとしたら市場のセンチメントが多少なりとも変化した可能性があるというものだ。本当の強気相場は悪材料など気にもとめないものだ。

介入があり得ると考えていたりとかも含めて相場は下も考えているという事になる。
今の段階でも市場の考えとして多少の下げは押し目というのは変わらないのかとは思うが1時間足レベルでも高値は切り下げているし積極的に上を買う雰囲気はなくなってるように思える。

長期目線で言えば円買いの為替介入など大した意味はないのだが、狩られるのは気持ちの良いものでもないし自分が喰らう身となれば大損害だ。市場は当然円高側の介入を覚えている。円買い介入など自分が円売りしてる時以外ならむしろやってくれ押し目拾うわって話なんだろうが。

と、まあ市場はちょっと気迷ってるのかもしれないと思える訳だ。

そして同日の欧州の経済指標で大分円高に振れる事となったが・・ユーロやポンドが強烈に売られるのは分かるが、ドル円も売られ大きく円高に動いたところを見るとやはり円安狙い一辺倒は一旦打ち止めと思っておいた方が安全だろう。

お分かりかとは思うが、脳死でドル円買いなどとせずにトレンド認識を丁寧にしていこうという話である。トレンド認識した上で買う分には何の問題も無い。

ドル円5分足欧州時間

利益確定後ドテンして買ったが16時頃急落して逃げ遅れる事となった。その次のチャートは高値を切り下げるディセンディングトライアングルで下に抜けると見てるがどうだろうか。

このチャートの見るべきところはどこか?という話であるが、まずトレンド認識としては1時間足レベルではトレンドは下降トレンドである事と下降チャネルや22日安値のレンジと移動平均線に頭を抑えられてるという点だ。

そして下側の水平線は135.25~33辺りとなっている。これは20日前後の高値であり23日辺りの安値でもありこの日も何度も跳ね返されてるレジサポ逆転レンジとなっている。そしてそのレンジに向かって高値を切り下げているといった点だ。
これはその内抜ける奴だと私は思っている。最重要レベルの1時間足の20MAも降りてきている事も追い風だ。

ドル円その後NY5分足

見ての通り20時過ぎに上がり始めて担がれて早めに入る私は損切りさせられてる。平均-13pips程だ。
だがその後20:55の陰線から急降下を始めてる。ここでは注意深く観察していたのだが、ポイントは東京引け後の高値を更新しなかった事と、移動平均線の並び等だ。2本とも抜いた時にエントリーするのもありだろうが水平線を割ったところが無難だろう。

結局ブレイクしたのは21:20でこの時に売りエントリーしている。
そこからは空白地帯でもあり簡単には反発しないと踏んだ。ただし日足レベルでは上昇トレンドなのは忘れてはいけないのだが。

エグジットは指値を使うなら134.55辺りが無難なのだろうが、私は反発を見極めてからの事が多い。Wボトムが完成してしまい20MAに2度めに絡んだ辺りで撤退している。これが基本だろう。2回に分けていて78pipsと49pipsだった。

さてこのトレード自体も上手くはいったのだが、このレンジは重要な局面だったと言える。まず時間足や日足レベルのレジサポを割った事も一旦下落トレンドへの転換を確定させるものだ。

次の節目と私が認識していたのは134.55辺りなのだが、ここを一旦は割ったというのも割りと重要だ。これが高値を一旦抜けたなどはあまりあてにならないのだがメイントレンドと逆方向のサポート割れは下にも行きうると市場参加者が認識する事となった訳だ。

これは当たり前のようで当たり前では無い。今は素人の投機が相場に影響を与える割合はかなり高いと思うのだが、米株が軟調な中円安トレンドのドル買いにある程度の資金が回ってきているという話だ。

そしてこの手のトレンドの順張り資金は基本お花畑だしどんどん新しいインフルエンサー(笑)がドル円は買い!を煽ってくる事だろう。そういった煽りに乗った投機家はとにかく逃げ足が遅くその割に利確は早く全く乗れてないと嘆くらしい。

ドル円はかなりドル買いにポジションが偏ってるのは誰の目にも明らかだろう。自国卑下がお家芸の日本人投機家も円売りドル買いにポジションが偏っているだろうからトレンドが逆転すれば徐々に切らされる羽目になる。もし円買いが進めば押し目買いも入ってまた切らされる負のスパイラルに陥る羽目にもなり得る。

ここのところ米株で同じような事が起こってたと思うのだがドル円は違うと思うのだろうか?FXはレバレッジが前提と認識されてるマーケットなのでトレンドが逆転した時の阿鼻叫喚は株よりも激しいだろう。

下がると言いきってる訳では無いのだが下がる可能性もそれなりにあり、それは急角度な可能性が高いと言う事だけは覚えておくと良い。

ジリジリ下がって急騰になるような傾向が見られたらそれが株同様にベアマーケットでありそれは為替でも変わらない。

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