ドルスイスのトレードについて紹介する。利益率自体は同日のポンドルに叶わなかったがこの日のメインのトレードがこのドルスイスといって良いだろう。
スイス中銀が金利を大幅に上げたという事で素直にスイスフランが買われた。スイスフランは安全資産の一種と言える通貨だろう。だがそれ故に高くなり易い訳で通貨安の為に堂々と為替介入を続けてきた歴史がある。
それはもう止めた訳だが、とうとう金利を上げるのではないか?との噂が広がり噂通り一気に上げる事となった。上がらなくて元々でありどの程度上げるか?がサプライズとなり得る訳でドルスイに関してはダウンサイドのリターンの方が大きい状態となっていた訳だ。
チャートは以下のようになっている。パリティ超えした直後にこれで猛烈な値動きでありドルスイは本当に面白い。ユロスイはあまり監視していないが今後は監視しようと思ってる。利上げスイスフランから目が離せなくなった。
ドルスイ5分足6/16~17
2回に分けて売りで入っている。正確には東京時間でも入って一旦損切りしているし細かく出入りしているのだが、メインポジとしては2回でそのまま追いかけている。
利上げ発表の値動きでそのまま売りで入っているのだが、この金利の上げ方がややサプライズと言えたのだろう一気に動いているしトレンドも上昇になるだろう。利上げ方針からマイナス面は何もないので反対側に触れる可能性はほぼゼロでかつ平気で為替介入する国だ。万一通貨安に振れる事があれば介入が飛んでくる。市場関係者にとってスイスショックは記憶に新しいだろうからビビリもするだろう、
インフレ率も低く通貨高を嫌っていたスイスが利上げした事でまさか日銀も?と思われた模様で対円はもう少し複雑になった訳だ。それでもスイス円は上げていたし日銀がここまで大胆な利上げをするなど絶対にあり得ない。
それでもスイス円は上がるとは思ったが、自分がそう思っても市場には逆らわないといった柔軟さがトレーダーには求められるのだ。
ドルスイやユロスイに関してはそういった心配はほぼ無いので迷わず売れといったところだ。
2回めの追加エントリーに関してはこちらはテクニカル目線で移動平均線がついてきてる状態で停滞レンジを下にブレイクしたところで追撃している。利益確定になるとは思うが執行は朝確定でいいかとは思った。
ユーロドルと同じように抵抗帯が下に見えてはいたがユーロ以上にスイスフランは思ってるよりも伸びる可能性はあるとは思っていた。結果的には112pipsで東京オープン前に撤収で悪くないトレードだった。
今後もドルスイは下落トレンドと思っているのだが、冷静に考えると分からない・・利上げペースはドルの方が上だしファンダメンタルとしてはなんともいえないところだ。
ただしスイス円は間違いなく上昇トレンドを描くだろう。ポンスイやユロスイも恐らく・・だが当たり前だが断定は出来ないのが難しいところだ。