本日はドルカナダのトレードだ。前日月曜日が予想通りNY休場で全く動かなかったのだが。最近のボラの高さと対比すると本当に動かねえな・・といった動かなさ加減となった。
特にドル円などは週明けから上下80銭とかそのレベルの動かなさだった。その半面ジリジリと高値を取ってくる通貨もあるがその一つがカナダドルだった。そこでドルカナダに入る事となった。
ドルカナダ15分足
週跨ぎの買いトレードでクソ負けしたトレードがあった訳だが、そんな事を気にしてもしかたないので改めて入れる時があれば入る、ただそれだけの事だ。
私が損切りしたのが紫の線であるからその後も殆どヨコヨコを続けてる事になる。米国勢がお休みなので動く道理が無いというものだ。
そして東京だが為替が本格的に動くとしたら今日のロンドン→NYの辺りからだろうが、チャンスがあれば行くのがトレーダーというもの。これは東京オープン後の9:30に売りエントリーしている。
エントリーしてる理由だが、元々ドル円は下げ予想で考えていたので(残念ながら短期的にはハズレ濃厚だが)ドルストレートのドル売りで考えてる中、サーッとチャート見ていたらこれが目についた。
箇条書きで挙げると
- 移動平均線の並びは75MAの下に20MAと下げを示唆し、収束しているから拡散もしくはクロスすると思われるが濃いのは拡散側。
- 少ダウを作ってMA下に押さえられる鉄板型
- 高値を切り下げつつ若干安値も切り下げ停滞中のウェッジのようなカタチになっている。
- 1時間では3ヘッドのようなカタチになっている。
- 14~15日当たりの水平線もまとめて割りそうに見える。
- チャネルもまとめて割りそうな雰囲気
- NYが休んでる間に資源も若干下げ止まりの気配を見せている。
など理由には結構困らない感じだった。このクソ動かない中ジリジリとでも動いてるのはある意味猛烈な強さを示している。ロンドン勢が参戦してからも流れが続く事が予想される。
ネックは米ドル買いが強くなる事や原油辺りが更に下げてカナダドルも下げる事辺りだ。ただそれが起こるとしても日本では夜になると思うのでそうなったらなったで逃げれば良い。
為替のポジションに惚れ込む事など絶対に無い。
もしクソポジを建ててしまってもダメ男、地雷女に掴まったと思ってさっさと離れるべきである。どれもこれも最初は魅力的に見えるが故に避ける事は難しいが離れてもストーキングされる事はないのだからさっさと切ってスッキリする事をお勧めする。
ドルカナダロンドン15分足
絶好の異変を感じたところでエグジットしている。半分は52.8pipsで残り半分は37.7pipsだった。
基本的には20MAを抜けたり安値と高値を切り上げたところで降りるようにはしている。
移動平均線の向きも停滞からさっさと上転換してきたので逃げるに限るという事だ。ドテン出来なかったのは惜しいが私の最近の相場観に基本的にはカナダドル売りは無いのでまあそれは良いだろう。
ドルカナダやユーロポンドは比較的相関性の高い通貨と言われていた。今でもそうかどうかは良く分からないのだがサヤ取りにも使われ易くメインプレイヤーが同じ時間に取引するであろう事もあってレンジを抜けて大きく動く時の動きには信用がおけると思うのだ。
ドルはメインプレイヤーがどの時間にもいるがカナダドルはそうでも無いという事で需給のギャップが産まれやすいといった事もあるのかもしれない。
メインの市場が変わる時に新しく大きなトレンドが出易い事はFXトレーダーにはかなり重要な事なので覚えておくと良いだろう。
特に東京で出た小さなトレンドについてはかなり信用ならないので気を付けた方が良い。FXが日本の勤め人向けというのは昼間の仕事が終わった後に良く動く相場を見れるからだ。
初心者の頃や勝ててない頃などはもっと相場に時間を割けたら・・と思うかもしれないが、東京時間など下手に見ない方が良いし15時前後などは積極的に避けた方が良い位だ。
昼の仕事をしてた人がまあまあ勝てるようになって専業になってから上手く行かなくなった・・のような場合の理由もこの辺にあるんじゃないか?って気もしてる。
プレッシャーがあろうがなかろうがやる事は変わらないと思うが、大抵ずっと昼間仕事してきたなら朝起きて相場を見ると思うのだが、東京の昼下がりなどみたところで大してチャンスも転がってない訳だ。
それでもトレードしようかって気になる人も多いと思うが、欧州やNYと同じような手法で例えばブレイクアウトに乗ろうとすると全く上手くいかないという事があり得る。
そして肝心要の夜の時間には疲れていたり東京でやられてやる気やモチベ、集中力が落ちていた・・のようなケースはあるのではないだろうか。
複雑だからこそ省きが重要だというのは某ハウツー系麻雀漫画の麻雀プロのセリフだがこれはFXにも良くあてはまると思う。