6/13ドルスイス週跨ぎトレード

6/10~6/13.14の週跨ぎトレードについて語ろう。ドルスイスだがCPIの発表の後に入ったポジションとなっている。買いで入っているがこの日はロンドンの前から上がり始めてるのでちょっと遅めの参戦となる。メインのポジションでは無かった訳なので数も少な目でもあったが。

クローズは週明け6/13のロンドンフィックスの後になっている。他のドルストレート同様この時点では高値決済だがその後また騰がっていたようだ。

私は指値決済をあまりしないし、大して根拠の厚い場所にも思えないのでほぼベストの決済ポイントとなっている。この手の決済すらあまりしないのでたいていの場合は翌朝決済だっただろう。 112pipsだった。

ドルスイ6/10~6/14の15分足

この13日月曜日はほとんど見てなかった。理由は特になくて後講釈となるのだが、強いトレンドはそうそう変わらないしたまにチラ見して安値を割る様なら降りるか位の考えだ。結果は75MAの補助を得て再上げで結局NYまで続いたという訳だ。しっかり見てたら20MAをカチ割った大陰線のところでは流石に降りてただろう。

ドルスイはどちらも物凄く強いトレンドを作る通貨で一旦出たトレンドが物凄く伸びる事がある。なので伸び始めたらむしろあまり見ない位の方が良い結果を産む事があると感じる。

勿論エントリー直後はしっかり監視しておかないと逆行でとんでもない爆損をする羽目になりかねない。だがトレンドが一旦決まってしまえば大きく伸びる可能性があるので明確に止まるまではもち続けるのが好ましいと言える。

そういった時に短期足でのちょっとした振れにビクビクしているとその後のトレンドを取り逃す可能性があるという事だ。勿論一旦切る事になってもトレンドの継続を確認したら再びエントリーするべきである。

エントリーでもエグジットでも新たなアクションを起こす時には時間帯が重要となる。日本時間21時にトレンドと逆方向に大きく動いた場合に考えられる原因だが、指標や要人発言を除けばやはり利益確定の売りが大きいか?となるだろう。

ドルスイに関していえばスイスフランの実需など為替全体で言えば無視して良いレベルだろうからドル買いの巻き戻し・・といった動きと予測する。断定出来るものでも無く一つの要因だけで全てが決まる訳でもないのだが。

米株市場のオープン前にそういった動きだという事も多分利益確定やNYの動きを警戒か・・だと思われる。始まってしまえば取り敢えずトレンドは継続する可能性も高いし、トレンド転換するにしてもNYがオープンしてから改めて評価すれば良い事となるだろう。

結果的には再度買われた訳だが。

まあこの日は見てなかった訳だがそれもトレンドが強くて伸びてる状況である事を確認してるからこそだ。株にしても為替にしても早過ぎる利益確定は害悪だ。スキャルパーとして勝っていくのは高い勝率が必要で、それを得るにはセンスがいるし研鑽が必要だ。

基本的には利益が伸びる環境やエントリーポイントを探して取り切る事を目指す方が誰でも勝ち組になれる可能性は高いと思う。

FX6/9東京時間のNGトレード

東京時間にやらかしたNGトレードに関しての話だ。とりあえずオージードル

AUDUSD5分足東京時間

入ったのは赤丸のところをブレイクした大陰線のところだ。もう少し下落していくかと思ったがしばらく利益が出て逆行というよくある順張り失敗パターンだ。

東京時間の伸びきったところでやってしまいがちなトレードだが、クロス円を半端に避けてドルストレートを売る、利益が乗るが安心してしまい暫く見ていなくて反発されて逃げ遅れるといったしょうもないトレードだ。

これは短期に割り切ってるのであればそれ程問題は無い。上の75MAが近い部分で入れれば更に良かったのだろうが、見ていなかったので仕方ない。

そして成すすべも無く反発された訳でもないのだが決済する場所を誤ってはいけないというところだ。自分のやり方としては5分足で根元から入る必要があったし、そうでないのであれば意識的に早めに決済が必要となる。

どんなに早くても5分足レベルの反発で決済だからスキャルピングとしてはやはり遅い。スキャルでは無いつもりでエントリーしてるが実際にはスキャルのタイミングでエントリーしていて、それでいて決済はいつも通りなのだから勝率は当然低くなる。

時間帯も東京の場中なので基本的に伸びない当たり前だ。

長く持つトレードでも一番最初の起点はスキャルピングのエントリーと重なる事は良くある事だが、根拠を良く考えて同一視しない事が重要だ。

ドル円東京後場~ロンドン辺りNGトレード

東京の場中からロンドンの中盤辺りの売り目線トレードだ。上昇トレンドの調整なのでどうも持ち切れずインアウトを繰り返すNGトレードとなっている。ボラもあるのでインアウトも上手くやれてれば普通に利益を出せているはずだ。

まさか買い持ちして捕まる程間抜けではないつもりだが、売り目線で損切り貧乏負けしたのだから目線を外してる方がまだマシ感すらある。

比較的上から見てるので結果的には売り持ち続けても充分利益だし、ドル円であればチャネルとMA根拠で出入り出来る環境だった。上のデッドクロス→切下げ→ブレイクの部分、水平線ブレイクでもトレンドラインのブレイクでも良いがまあ鉄板と言える。5分足ではあるがチャネルブレイクまで黙って持ち続けたとしても実は75pipsある。

これらは後から見れば簡単に見えるものだ。

ボラがないところのフラッグトレードは損切り貧乏になりがちだとは思うが、ここは充分ボラもあるし円安トレンドが強いから~のようなフワッとした感想よりも、現実にボラをともなって高値を切り下げ移動平均線も急角度で下がっているという客観的かつ俯瞰的な現実を重視しなくてはならなかった。

平時の5分足であればこれは入らない方が良い場合も良くある。ボラがあるか無いかだ。チャネルの上下で5pips程度しかないのであればやるだけ無駄となるが、実はこの値動き一波50pipsある。

移動平均線根拠で入ってチャネル下限で反発・・のやり方でも恐らく25~30pips位は狙えると思う。私は下手なので買いの方は狙わないが上手な人はそっちも取れるかもしれない。

前述したように比較的分かり易いところから入って持ちっぱなしでも75pips程度あるので充分だろう。

後の祭りだが、後講釈でも理論武装しておいた方が次に繋がるので負けを無かった事と思ったり切り替えようと言って忘れてしまうよりはよっぽど良いだろう。

FX6/6~カナダ円、カナダドルのトレード

カナダ円6/8NY決済のみ

カナダ円は相変わらず追いかけている。その前のレンジで一旦クローズしてたのだがポンド円の次にカナダ円が高値をブレイクしたのでついていった。23:31に買いで入って翌日の23:15にクローズしている。130pipsだった。

あとからチェックした感じ2014年辺りに付けた高値辺りなのだが、特別意識されてた訳では無いだろう。NYオープン後に墜落して来たのでクローズしただけだ。安値を切り上げてなかったので20MA割れで一旦畳んで再度高値をブレイクするようならエントリーし直せば良い。

結果的には高値は切り下げているし、写ってない先のチャートも切り下げも無くレンジを形成している。NY後半から何のイベントも無くトレンドが出る事は殆ど無いのでレンジを破る資金は入って来ないのが基本だ。

トレンドが出ていれば継続はするかもしれないが一旦急落でレンジフェイズに入ったのであればそれを破るには新たな資金が入って来る必要がある。オープンの前に停滞してオープン直後か暫くの間に高値を抜くようであればその動きにはついていけるといったところだ。

だがこの日のNYのジャッジは下落または調整という事だ。

ちなみにこの後ドルカナダの売りで入っり小レンジ上限にストップを入れて寝たのだがそちらは敢え無く撃沈となった。

ドルカナダ6/8~9NY15分足

売りで入ったのはWボトムになってる部分だ。勿論入った時点ではボトムは打って無かったが。

当たり前と言えば当たり前だが安値更新してる事から下濃厚かと思ったのだが、ドル買いがそこそこ強くレンジに回帰した。少なくとも調整は必要となると思う。

ファンダメンタル主導だろうと思うが利上げに積極的な資源国カナダの上昇トレンドの強さはしばらく続くのでは無いかと思う。

カナダ円6/8東京時間5分足

圧倒的に安定してる感のあるカナダ円だが殆んどいつも持っている。ドル円が下落気味だった5月もオージーとカナダに関しては堅調で特にカナダ円は堅い動きを続けている。6/6~6/7の持ち越しポジションも平均113pipsの利益となり、その後NYで再びエントリーする事になった。

ロンドン~NYの動きにレンジ感があったのでいったん外して様子を見たが、相変わらず高値を抜いてくる動きだったので買いで持ち越しする事となった。移動平均線の並びも殆ど交差する事無く推移している。

チャートリーディングも何も無いのだが、4時間足で~5分足までで20MAを明確に割りかつ安値を明確に切り下げる場面が皆無だ。これ程強いトレンド乗らない事が逆に難しい。MACDのダイバージェンス程度なら出ててるところはそれなりにあるが、緩む事位はあっても明確にトレンド転換を示す場面すら現れていない。

原油高、利上げ、肥料需要などなど資源高がカナダには追い風の要素が多いのだろう。日本人として日々情報に触れていると当然ドル円の話題が多いのだが、ドルカナダはそんな中でも安値を取っていく安定感を感じる。

オージードルも資源国として強いのだが中国の動向に左右される為地政学的にもカナダは我々が知り得る情報レベルから察っする範囲内ではとても安定している為妙な外部要因に左右されない手堅さがあるのだろう。

スプレッドが高い傾向なので短期売買には向かないとは思うが、ポジションを長めに持てる相場環境なので今後もスイングからポジショントレードをするには殆どメインと言えるような通貨になっている。

そしてこの状況はしばらく続くだろう。ちなみに今のクロス円の相場について人に聞かなきゃロスカットも押し引きも分からないという人は正直ヤバいと思うんだが、そこそこ散見される。

買ってる人が多いチャートはこんな感じ、間違えたと思ったら損切りしてねと教えるだけで大分簡単になりそうな気はする。

車の教習所でもヤバいと思った時のブレーキは思い切り踏んで下さいと私は教わったが、FXでも同じ事では無いか?引き際が分かっているからこそ誰がどう見ても上がるような相場にそれなりに突っ込んでいけるのだ。一番最初にそのヤバい場所を覚えるのは重要だと思う。

FX6/7~ユーロドル、ユーロ円のトレード

6/8ユーロ円クローズNY

6/7からのユーロ円のトレードだが凄まじい上がり方となった。ポンド円よりもユーロ円の方が良かったようだ。一番大きく持ってたのがユーロ円だったのでありがたかった。22:48~23:15に分割決済で平均215pips

ポンド円→カナダ円の順番で高値をブレイクした訳だが、ユーロ円は出遅れという事で先にエントリーしていた。理由は出遅れてるという事と円安トレンドが強固だという事だ。北米もオセアニアも次々利上げしているが、ユーロは今のところそこまで強気では無いようだが来るものは当然来る。

東京ではそもそもユーロそのものが主導滴に売られる理由が無いし、東京引けではいつも通り軽く乱降下するも売りに傾く程では無い。

後は長期トレンドに従うのみといったところだ。ロンドンでは想像してたより遥かに爆上げしていた。この語はそれなりに調整する可能性があるが、ユーロはウクライナ有事以来売りに売られてきたし、上の抵抗帯を抜けば新たな相場が始まる可能性があるので中止する必要はある。

その辺りはあくまで対ドルの話ではあるのだが、現状ではポジションを作る時は大抵の場合はクロス円の方が有利となるだろう。

勿論今後もそうかどうかは分からない。

6/7火曜日からユーロ円のトレードにエントリーする事になった。円安トレンドは相変わらずだが、ドル円、クロス円が緩み始めてNYからドルストレートが噴き釣られてクロス円も上げだしたといった状況だった。一部を利確しドル円に移した。+35.7pips

何故ドルストレートが噴いていたのにクロス円、それもユーロ円にエントリーするのか?といった話だが。

  • ドルストレートは基本下落トレンドの反発に見えた。急騰してる事自体はその証拠でド短期売買なら間違いなく乗り換えるべきなんだろうがドル安が続く公算はゼロに近いので持ち続けるポジションとしては不適格に思えた。短期で稼ぐ方が良いんだろうが梯子外されると悲惨だし対処を誤ると大損害だし張り付いている必要がある。
  • 1時間の20MAに当り反発の様相だったのと、ユーロは若干出遅れていた。
  • クロス円のポン円、カナダ円辺りが高値をブレイクしてクロス円のターンと思った。

この程度の話でクロス円の中ではポンド円がベストに感じていたのだが、ユーロ円も試してみようと思った。

ユーロドルは1時間足でも下降フラッグのチャネル内を推移している。何処かで上昇トレンドに転じる可能性は充分あるが今のところはそれが見えない。逆にドル主導でジリ下げ程度の動きはある意味対円ではなんかの弾みでユーロドルがトレンド転換した場合の安心感はあると思う。

利上げの話が何処かで再燃すれば下値はしれた上で急騰の恩恵もあるはずだと思っている。まあそんなに長く持つかどうかは怪しいが。

ちなみにテクニカルはこういった相場では移動平均線の向きだとかを適当にチェックする方が良い。半端な逆張りインジケーターは一番頼りなくノイズとして機能する。

私は元々勢い乗り系トレーダーなので大した根拠も無く勢いに乗って黙って持ち続けるのがそれなりに得意なのだ。

ユーロドルのトレードは?

ユーロドルはチェックはしてるが触る理由が無い。米ドル高、円安(リラ安)がメインのトレンドなのだからどちらかのトレンドが崩れない限りドルストレートはドルリラ以外は優位性が薄い。私は持ち続ける方が好みなので、ド短期でたまたま資金が浮いてない限りあまり触る機会が無い。

ちなみに下落よりは上昇を望んでいる。その時が来るまで薄く監視を続けるのみだ。

ドル円6/6月曜日以降のトレード

6/8ドル円のトレード

実に退屈なトレード=良いトレードだ。15時過ぎてからは見てもいなかった。分割決済して95pips程。

10:45辺りにエントリーして放置してる感じだ。どちらかというとクロス円がメインだった為そんなに大量には積んで無いが、まあ円安続くだろ適当に追加するか程度の雑な感覚のトレードだ。

平時であればダイバージェンスも出てるし東京引けで墜落してるしで警戒感が必要となると思うが、こういった強いトレンドではそのレンジ感覚が邪魔になる。

EMAを補助程度にしか使わないのは良い方に鈍感になる為でもある。マイナス面もあるので個人の感覚次第だが。

このあとのNYで降りてる理由はそれがNYタイムだからだ。同じ動きが東京引けで起こってもそこまで気には止めないと思う。とはいえ円安トレンドが終わったとは思わないし、続くかどうかも分からないが先入観は排除して臨みたい。

6/6以降ドル円15分足

まあごちゃごちゃ言うまでも無い簡単なトレードとなっている。NYオープン直後22:32に買い1時間後に追撃買いして翌日のロンドン17:30頃まで保有し150pips程。

内容については何も言う事は無い。画像は15分足だが、5分足を見てもほぼ20MAを割ってない強過ぎるトレンドであり、言いたい事は安易な逆張りはするなという事だけだ。といいつつ実は画像に写ってない手前の方の東京時間にスキャルでエントリーし少し損切りしている。まあメジャー通貨で決済出来ない事などあり得ないので適当なところでロスカットすれば問題ない。

実際強いトレンドが出始めたのはNYオープンからだ。

この円安トレンドで如何にして勝てるかどうかというのはより大きなトレンドを取れるかどうかだ。

日本勢は逆張りが多くてこの春からの大相場で案外勝ててないと聴くが、全く持って意味不明。馬鹿の方が勝てる相場だし、トレンド認識が間違っていなければ逆張りポイントなどほんど無いはずだ。※秒スキャ除く。

この相場に買いで順張りすれば良い事が分からないで何故FXで勝てると思うのか?という事である。逆張りしかしたくないならそれはそれで良いが、判断を誤った時に絶対に切る決断力位は必要になる。

この先はどうなるか今のところは分からないが、買い圧力は強くまだ上昇してもおかしくは無い様子に見える。

FXポンドル6/6~のトレード

6/8ポンド円のトレード

ここまでは圧倒的にポンド円だった。ちょこちょこ出入りしてはいるがこのトレードは6/7の23:04に入ったものがどうなったのか?になるが結果的には分割決済で平均205pipsだった。

このトレードも決して難しいものでは無い。NYタイムでレンジになった時の高値を一番最初に抜いたのがポンド円だったので優先的に入って放置したものだ。結果論としてはポンド円にオールインが良かったのだが、ここまでも150pipsあったので流石に少し少なめにエントリーしていた。

東京時間は監視していたものの、多少上下はあってもレンジの下限を割る程の動きは見られずほぼ安値は切り上げ続ける結果となっていたので降りる場面が全く無かった。

ここでポジションを全てクローズした。少し残そうかと考えもしたのだが、NYの立ち上がりやロンドンフィックスの後辺りで高値を抜いて来ないのであれば現実的に上は無いかなって印象だ。

既にトレンドが出ていたり20MAを一切割らなかったりすれば持ち続けるがどちらも当てはまらない。つまりポジションをクローズし買い戻さなかった理由は

  • NY立ち上がりで崩れた。一番資金が入る時間に行く方向というのはそれが一つの大きな流れ、市場の総意を示していて重要。
  • その上で20MAも割っている。
  • 高値を抜き直さなかった。

直前の高値をNY勢が否定しているのだからレンジか下落のどっちかだ。その場合は高値を少し抜いてもダメだ大きく抜かない限りは。オープンの時間に抜かない高値をなんでも無い時間帯にイベント無しで大きく抜くのは難しい。

ポンド円6/7~6/8のトレード

ポンド円の6/7のNY以降のトレードだ。6/7のロンドンまでのトレードで150pipsを叩き出した後しばらくレンジだったのだが、その後高値を一番最初にブレイクしたのがポンド円だった。カナダ円の安定的な強さも捨てがたいがポンドの値動きが軽いのも捨てがたい。

23:04にエントリーしてるのだが、その後の相場は見ていなかった。ダウンサイドのリスクもあまり感じないので放っておいた感じだ。エントリーの理由はまあいつも通り。

  • 円安トレンドが強く、そんな中でもポンドが真っ先に高値ブレイクとやたら強かった。
  • MAの並び、角度、ダウ共に押し目らしい押し目が無く圧倒的に強いトレンド。
  • ポンドルすら大きく上がっていた。

ファンダメンタル的にどうとかは正直分からない。米国、カナダ、オーストラリア辺りと比べると利上げを急ぐ感もなくなっているのだが理由を気にせず追いかけるのがトレーダーの正しい作法なのでどうでも良くはあるのだが。

尚関係のない話だがテクニカル、ファンダメンタル論争についてはこれらは信仰の対象では無く、あくまで分析に利用するツールに過ぎないとだけは言っておきたい。

ファンダメンタルは突発的な物を除けばふんわりとしたトレンドを作る要素といったものだ。テクニカル分析は現実に起こっている需給そのものを人の脳が理解し易いように定量化するツールに過ぎない。どっちが正しい?などの話は偶像崇拝や物の細部に神が宿るか否かといった話に近いだろうか。崇拝して精神が安定するのであれば触媒も信仰も自由だし使えるモノはなんでも使えば良い。

勿論為替においては絶対的なものはファンダメンタルな訳だが、中にはテクニカル否定派なのに株では中央銀行の方針に平気で逆らうダブルスタンダードな人も散見される。トレーダーなら一貫性はある程度以上は持っていた方が良い。

あとLINEFXの買いシグナルも相変わらず良くでる。たまたま出易い環境なのかいつもこんなものなのかは分からないが引き続き観察していきたい。

ポンド円6/6~6/7のトレード

ポンド円に関してはLINEFXのシグナルがそこそこ出るので参考にしている。結果はどうなのか?についてだがこのような順張り相場には合ってるような感触を得ている。

赤線の辺り18時過ぎから買いエントリーを順番に建てている。164.12や26その後もたまに少額買い上がっている。

たまたま上手くいったのかどうかは良く分からないのだが、もしシグナルが無くても普通に順張り入れたタイミングはあるように思う。

安値を切り上げ続けてるし移動平均線近辺りにサポートされてその後も噴いている。株などの下げ材料で然程下がらず上がる時は上がる典型的な強い上昇トレンドだ。

6/6に23:25の164.3辺りにポジション調整で減らしている。そこで26pips程でメインは翌日まで引っ張り152pipsとなった。

ドル円同様難しい事は特にないトレードとなった・・が、実際LINEFXのシグナルが有効なのかどうかの判断はまだつかないかなと思う。

こんなに簡単に利益が出るなら誰でも勝ちトレーダーだろと思うのだが、落とし穴はどこかにあるのだろうか?ポンド円だけシグナルがやたら多いので今後も検証を続けたい。

ポンドル6/6ロンドン

東京オープン前に売りポジションは整理しており後場辺りまでの推測では下落だったが、案の定持ち続けてたら爆損だったという事になる。

改めてエントリーする可能性があったかというと短期であればしても良かったかな?ってカタチではあるのだが、今の相場としてはクロス円の方が攻めやすい感もあるのでポンドルを買いでというのはドル円の露骨な下落が現れない以上は機会が少ないような気はする。

ポンドル6/6東京時間

ポンドルだが週末からの持ち越しポジションはどうなっただろうか?個人的にはズルズル下げるのを予測してたのだがただの願望に過ぎない可能性も充分ある。

以下は東京昼過ぎの15分足

むしろ反発気味といったところだ。ポジションは7:54にクローズしていて15pipsだった。クローズした理由なんだが

  • オープンは安かったようだが反発気味だった。
  • 13:30豪金利発表があるのでそこまでにはクローズすると直前まで勘違いしてた。

正直な話その2点だ。その後一瞬だけ安値を更新したがダイバージェンスも出てるし勢いが無い。大きく動いた後の週開けての東京であり、これを下攻め再開と考えてしまうのは私個人としては最も負けるパターンである。

出来ればオープンまで待つべきだったんじゃないかとも思うんだが、東京オープンで大きく逆行された日には目も当てられない。

それにそれなりに抵抗のあるレンジなのでそう簡単には抜けそうも無いので動くとしてもロンドンに持ち越しという事になるのではないだろうか。

6/6東京オープン後のポンド円トレード

しオープン後にポン円の売りにエントリーした。利益になったあと反発して損切りといい良くあるパターンだった。

浅いので-5pips、深いので-23pipsといったダメージだった。

どうも1hの75MA辺りで反発したようだ。大きく動いた後の東京にはあまり触らないといつも思っているのだがどうも相場を見るとエントリーしたくなる。

週末は引けにかけて下げていたのでその流れが続きそうには感じたのだが、全体的な流れは上昇トレンド、つまり円安トレンドだという事は誰もが知ってる事なので逃げ足を早くする事は必要だった。

それは分かっているのだが利益が乗ったところ目を離してしまったのは大失敗だったという事だ。東京で出た流れを信用してはいけないのだが。それでも離脱しただけマシだっただろう。

安値も切り上げてるし持ち続けてたら爆損だった。教科書通りに安値を切り上げる反発トレンドを示しており、ここから切り上げが上位足に波及する可能性が高いという事だ。逆張りでストップ無し放置は退場待ったなしなのに気をつけるべし。

ちなみにこの急上昇の高値に買いで入っている。LINEFXの買いシグナルでだ。どうなるかは知らんが実地で検証していく所存だ。

6/3雇用統計トレードの記録

  • ドル円初動2132に順張り買い→21:55.2157半分づつ売り25pips弱そのもう一回買うも損切り-9pips※ロット5.5割
  • カナダ円初動21:32に順張り買い21:58売り5pipsその後また買い損切り合わせて+0.83pips※損切らなければその後も上がってた。
  • 元円初動から暫くしてから買い、割と直ぐ損切り
  • ペソ円、ランド円、ドルリラ元々保有持ち越し通過後も持ちっぱなし
  • ワンクール落ち着いて22時頃からゆっくり上抜けてきたユーロ円買い
  • 同じくポンド円買い
  • 指標直前まで持ち越す予定。※元々持ってる通貨は放置
  • 指標直前で売るかなりの高値決済となる
  • ユーロ円30.27pips
  • ポンド円35.46pips
  • 全体としては雇用統計後の動きは直前までのトレンドの継続となった。
  • 落ち着いてからはドルストレートの売りに入る。※少な目
  • ポンドルとキウイドルに入り持ち越し。クローズの時点では+で特にポンドルが20pips
  • カナダ円を少し買い持ちするがこれはクローズの時点では赤
  • 原油はブル2倍を追加しつつCFDを少々利確して整理数枚持ち越し

総括すると非常に上手く行ったトレードだった。指標トレードはとにかく苦手なのだが、それは思い込みであってそもそも張り付いてトレードなど殆んどせずにスマホで適当に注文を入れて放置してただけだしまあ負けるよねって話だった訳だ。

それどころか指標の日など気が向いた時にしか把握していないのが現実だった訳でまあ不真面目も良いところだな・

動きを良く観察していけそうだったら行く、行けなそうだったら行かないそれだけでも充分だ。

6/3キウイドルロンドン中盤

6/6東京時間キウイドル

週末から持ち越したこのポジションだが見ての通り全く↓に抜ける事なく反発となった。8時前7:54にクローズしてるのだが1.5pipsと微妙に利益となっていた。

下抜けすると思っていたので利益になったとはいえ見通し自体は外した事に変わりはないという事になる。

東京の間はややボラのあるレンジで終えたが東京クローズ後にクロス円全般が上昇する流れになっている。MACDも上昇していたのでもっともな動きではある。

円安傾向は確かなのだが、米ドル独歩高にはなりづらくなってるような気がする。

6/4雇用統計後NY中盤~週末持ち越し

多分持ち越すポジションとして雇用統計前に畳んだトレード同様にキウイドルを選択した。

雇用統計の第1波の値動きの後ドルストレートはどれも似たような動きになったと認識しているが、ドルカナダは比較的しぶとかったと思う。キウイは買われる理由がそもそも希薄な気がするが値動きの軽さと証拠金効率でチョイスする事が多い。

売りポイントは以下のようになっているが、残念ながら入ったのは2で、立ち上がりで入るのでなければ正直もう遅い感のあるところだ。メインで扱ってた訳では無いので仕方ない面はあるのだが。

キウイドルも他のドルストレートと同じように移動平均線3本揃いの辺りで下落トレンド自体は確定している。

エントリーポイント1は見ての通り3ヘッドの右肩で移動平均線のサポートとプルバックがある丁度良いポイントだ。ポイント2は正直遅く直近安値近辺前で停滞しているのでここから反発してもおかしくはない。この時点では安値を切り上げてるからだ。

ただしドル買いは強く独歩高の様相に対し、カナダやユーロならまだしもキウイをこの時間にドル高トレンドに歯向かってまで買うようなクレイジーな筋がいるとは考えられない。この説自体は後付けだがトレンドがNY中盤以降に変わる事もそんなにないのでそれなりに当たってるだろう。

かといってガンガン売り込まれる事も無く持合いの中高値を切り下げつつ静かにクローズしたという訳だ。

市場のオープン時間にもしこのチャートなら普通に更なる売りを考えるところだし、週明けもそのまま下落がメインシナリオとなるのではないだろうか。

とはいえ静かに支えられてる感が無くも無い・・のであまり楽観出来るものでもないが。クローズ時点で2.45pips

キウイドルに売りエントリーしてみた。理由だがいくつかあるが。

  • 米ドルは強い
  • クロス円全般上昇傾向だが勢いは落ちてるような気がしないでもない。
  • カタチは丁度ヘッショルに見えない事も無い
  • 移動平均線もデッドクロスして弱さを見せている。
  • キウイってそれ程資源通貨じゃないよね?
  • 小レンジの下ブレイクと上にある水平線の抵抗帯
  • 指標前に向きになってキウイ買って来る奴もいないんじゃね?

箇条書きにしてみると意外とあった。損切りも明確だし指標前までは大丈夫そうな気がする。

雇用統計が21:30にあるので早目に畳んだ。ギリギリまで持っていたかったけど忘れたりとかで悲惨な事になりたくもないので・・雇用統計は直前までどっちかに動いて出た時に逆流するようなイメージがあるが。

まあ基本的に指標の前だから・・とかそういった理由で手仕舞いしない自分にそろそろサヨナラしないとなと思っているので免疫を付けて行こうかなといった想いもこめて。+6.92pips

5/30~トルコリラのトレード

トルコリラは長い事売られ続けてる仮想通貨顔負けのゴミ通貨だった。昨年もドルリラが強烈に買われ続けて下手に天井感のある株を買うくらいならリラ売りしてる方がよっぽど利益的だった訳だ。

今年の3月以降も強烈な円安トレンドが始まった時にはある意味非常にありがたいトレード対象だった。

クロス円が全て同じように上がるのであればスワップも取った方が良いに決まっている。トレンドが落ち着いたり調整したりしてそこから下がる時も同様だ。

そもそも金利が極端に高いという事は高くしないといけない理由がそこにはある訳で売られる理由はいくらでもあった。

  • 超長期は売り(ここは政権が変わるなどよっぽどの変化が無い限りは変わらない)
  • 長期は買い(円安トレンドの時はそうだった。)
  • 中期は売り(利下げせずにバラ撒き始めた、下げるに決まってるだろう?)

超長期は変わらず長期と中期は買いと売りが一定のサイクルで変わる事になる訳だが、大きなトレンドは売りである事には変わりなく、ドル高トレンドに対しては良くて拮抗悪くて下落というのが基本的な動きになったという訳だ。

短期のトレンドはコロコロ変わるので論じても仕方ないが基本的にはより長い時間軸のルールに従うというのが基本だ。

ドルリラ6/3ロンドン中盤

5月中盤~後半はリラが反発傾向だったのだが、ドルもその時期下落傾向だった為ジワジワと上がる程度の動きとなっていた。

ドルリラに関しては気が向いたら割と長めのスパンで持つようにしている。

特に気にせずも持ち続けるというのが本線だ。スワップは日々奪われていくのだが大抵の場合は値上がり益が勝つ事となるし、対円に比べれば利上げ通貨の米ドルの安定感は高い。

対円もトレンドが下落に転じたら売っていきたいが一旦円安トレンドが出てしまうとそう簡単には止まらない。

売りスワップはジワジワダメージが来てやり辛い面は確かにあるがそれを遥かに上回るリターンがある。

5/31~FXオージードル&オージー円

6/2オージードル東京引け

東京の14時に小レンジをブレイクし下へ行く事となったのだが・・この後急反発で大損害となった。明確なブレイクのカタチを作ってもやはりこの時間はダメだな・・と思った。

一瞬伸びる事はそれなりにあるのだが長くポジションを持つのは本当にダメだ。ドル円なども15時過ぎてから伸びる事はそれなりにあるようだが、15時前は本当にろくな動きにならない。

何度やっても懲りないのが嫌になるのだが、むしろ各市場の引け間際は逆張り目線で見るのも一つの手かもしれない。例えば今のようにドルストレートが反落してる時に長期のトレンドに対する順張り、短期に対する逆張りといった具合だ。

オージーはここのところ滅茶苦茶強いのでカナダと同じように注目している。オージー円は特に中国のロックダウン解除の思惑なのか?と思う。理由はどうあれトレーダーは上がるのならついて行くのみ。

オージードルM15東京

危なかった・・この可能性はいつもある。特にオセアニア通貨は動きが軽い・

深く考えずともドル円は実需もあって上がり易い為月初という事もあるがドル高に振れ易いのだろう。どっちに振れ易いというのを知る必要は無いが、実際に方向性が出ているのであればクロス円よりも実需も乗っかるドル高に向かうのは当然。

東京で積極的に順張りの投機資金も入らないだろうから素直に考えればこうなり易いという事。やはりトレンド追随型のブレイク祈願は危険極まりない。

特にしょーもない逆張りが多い東京ではブレイクは待たなければならない。

オージー円M15東京時間

移動平均線の収縮拡散を繰り返しながら強い押しも無く上がり続けている。

オージー円はとにかく力強いジリ高を続けている。月末にかけて米ドルが強くなった影響でオージードルは持合い気味になってはいるが対円に関してはお構いなしだ。

キウイが利上げの件でしばらく強かったが、大して資源の無いキウイの上昇が止まりながらオージー、カナドル、ペソなどが強い事を思えばやはり資源関連との思惑濃厚。

オージードルM15

持合いではあるが米ドルの上げがここが頂上であればオージードルも高値をブレイクする可能性がある。

だが持合いにエントリーするのは勢いがある時や資金が入ってくる時間帯を除けば避けるべき。無視してやられる事が非常に多いが高値圏や安値圏の順張りブレイク期待は一番期待値の低いトレードである。

やってしまった場合はさっさと逃げろ。

そもそも伸びきって持合いになった=資金の入り方が弱まってる事であり市場が反転を選択した時に大ダメージになるからだ。※弱まって無かったらトレンドは継続する為そもそも持合いになっていない。